武田泰淳の作品一覧

作品数 23 件
快楽 (上) (P+D BOOKS)

快楽 (上) (P+D BOOKS)試し読み

小学館(2016年10月11日)若き仏教僧の懊悩を描いた筆者の自伝的巨編 恥ずかしがりのくせに強がりな十九歳の仏教僧・柳。 大東亜戦争へと向かう昭和10年頃の騒然とした時代を背景に、性と政治と宗教という相容れないテーマに心と身体を悩ます若き仏教僧の悲喜こもごもを描いた長編小説の上巻。 寺の子として生まれ育った武田泰淳の自伝的な大作であり、筆者の病気により...
上海の螢・審判 (P+D BOOKS)

上海の螢・審判 (P+D BOOKS)試し読み

小学館(2016年09月06日)戦中戦後の上海を描いた傑作二編が甦る! 『上海の螢』は、著者が32歳で中日文化協会の文官として滞在した約2年間に及ぶ、敗戦前後の上海での体験を克明に記録した貴重な史料でもあり、一編を遺して未完のままとなった遺作。 1947年発表の『審判』は、『上海の螢』より古く、一兵卒として中国参戦した自身の戦場での体験告白でもあり、誰にも...
中国書人伝 (中公文庫)

中国書人伝 (中公文庫)

中央公論新社(2015年07月23日)書聖王羲之から趙之謙まで、古今に冠絶する書人二十九家を選び、波瀾の行状とその高逸な文人精神を明らかにする。貝塚茂樹、井上靖、武田泰淳ほか、碩学と作家による文学的評伝。巻末に詳細な「中国書人年譜」を収録する。
極限の彼方 (冒険の森へ 傑作小説大全5)

極限の彼方 (冒険の森へ 傑作小説大全5)

集英社(2015年07月03日)ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。第2回配本、第5巻「極限の彼方」は、人が経験できるさまざまな「極限」の形を描いた物語12編。
淫女と豪傑 - 武田泰淳中国小説集 (中公文庫)

淫女と豪傑 - 武田泰淳中国小説集 (中公文庫)

中央公論新社(2013年01月23日)「私がたまたま作家にならざるを得なかったのは、中国でのぬきがたき因縁による」。累々たる死屍の上に君臨する女帝、廬州の秋に散った日本人看護婦、戦時に横行するきなくさい軍人たち…。古代から現代までさまざまな時代の淫女豪傑の物語を、広大な風景を背景に描いた中国小説九篇を収める。
ニセ札つかいの手記 - 武田泰淳異色短篇集 (中公文庫)

ニセ札つかいの手記 - 武田泰淳異色短篇集 (中公文庫)

中央公論新社(2012年08月23日)一日おきに三枚ずつ渡されるニセ札をつかうことで「源さん」との関係を保とうとする私。しかし、その「ニセ札」が「ニセ」でなかったとしたら…。ニセ物と本物の転換を鮮やかに描く表題作ほか、視覚というテーマをめぐる不気味な幻想譚「めがね」など、戦後文学の旗手、再発見につながる七作を収める。
風媒花 (講談社文芸文庫)

風媒花 (講談社文芸文庫)

講談社(2011年06月15日)講談社文芸文庫スタンダード005(講談社文芸文庫スタンダードは、時代の原基としての存在感をたたえ、今なお輝きを放つ作品を精選した新装版です。) 日本と中国との間には断崖がそびえ、深淵が横わっている。その崖と淵は、どんな器用な政治家でも、埋められないし、跳び越せもしない。そこには新しい鉄の橋のための、必死の架設作業が必要だった。頽れ...
(045)地 (百年文庫)

(045)地 (百年文庫)

ポプラ社(2010年10月12日)馬を追い野宿しながら暮らす孤独な少年イエーリにとって、幼なじみのマーラと交わした結婚の約束が何より心の支えだった-。純朴な若者がたどった過酷な運命の物語(ヴェルガ『羊飼イエーリ』)。毒ヘビに噛まれた男の一日を描いて鮮やかな印象を残す『流されて』(キロガ)。動物園の子熊に子どもが指を噛まれた-小さな「熊騒動」が大人たちの憎悪を呼び起こ...
戦後占領期短篇小説コレクション 3 1948年 (3)

戦後占領期短篇小説コレクション 3 1948年 (3)

藤原書店(2007年08月16日)"戦後文学"を問い直す、画期的シリーズ。本書にとりあげた1948年の作品群は、戦争とGHQ占領の意味を問いつつも、いずれもどこかに時代に押し流されずに自立したところがある。
身心快楽 (講談社文芸文庫)

身心快楽 (講談社文芸文庫)

講談社(2003年07月11日)滅亡は私たちだけの運命ではない。生存するすべてのものにある。滅亡の真の意味は、それが全的滅亡であることにある。戦後文学の巨人、『司馬遷-史記の世界』の著者・武田泰淳の全体像に迫る精選随筆集。代表的エッセイ「滅亡について」をはじめとし、武田文学に思想的重量感をもたらすことになった中国での戦争体験、敗戦の騒然たる体験へのあくなき思索、同...
貴族の階段 (岩波現代文庫)

貴族の階段 (岩波現代文庫)

岩波書店(2000年09月14日)二・二六事件を背景に、貴族と軍人との暗闘を女性の視点から鮮やかに描いた作品。公爵西の丸秀彦の娘氷見子は、父と来訪者の会話の秘密の記録係であり、青年将校の水面下の動きを知る。その決起に加わる兄義人、義人に思いを寄せる陸軍大臣の娘節子、節子と人知れぬ関係をもつ父秀彦…。時代の白熱点に見る人間の本性とは。
士魂商才 (岩波現代文庫)

士魂商才 (岩波現代文庫)

岩波書店(2000年08月17日)「資本家=悪」という図式では、実業家はおろか、人間自体も描けはしない。強靱な魂や危機を乗りきる知慧、そうした士魂商才をもって、金融・貿易・化学工業等の分野で台頭してきた人物に光をあて、経済を動かすダイナミズムと経済に動かされる人間の様態を描いた経済小説の嚆矢。表題作のほか五篇に丸山真男氏の批評を併録。
武田泰淳エッセンス

武田泰淳エッセンス

河出書房新社(1998年06月01日)