藤原正彦の作品一覧

作品数 44 件
管見妄語 できすぎた話 (新潮文庫)

管見妄語 できすぎた話 (新潮文庫)

新潮社(2018年07月28日)さる人は言った。「語学ができるほど、だんだんバカになる人間のほうがむしろ多い」。小学校からの英語教育は非常に罪深い、愚民化政策だ。名著を読む時間が取れず、教養が身につかないからだ。昨今蔓延るグローバリズムの下では教養や品性など、どうでも良いらしい。だがこのままでは日本の国力はかならず減衰する。国家百年の計を弁えぬ、頓珍漢は黙れ! 憂...
管見妄語 常識は凡人のもの

管見妄語 常識は凡人のもの

新潮社(2018年01月18日)時に人々の目を曇らせ、時に判断を鈍らせる。それこそが「常識」の落とし穴! 小学低学年からの早期英語教育は当然? 経済ルールは公平のため? 日本が譲歩すればあの国は黙ってくれる?――否。翻訳機の技術向上で英語学習は不要となり、欧米主導のルールには従うほど不利を強いられ、外交での謙虚さは弱みの裏返しとしか取られない……。一見、正しい定説...
管見妄語 知れば知るほど

管見妄語 知れば知るほど

新潮社(2017年02月17日)凝り固まったメディアや評論家には決して見えない世の中の「真実」を、いざ開陳! 英国EU離脱やトランプ氏勝利は、「金より大切なことがある」ことを「グローバリズム」に叩きつけ、偏向した情報で国を支配するエスタブリッシュメントを慌てさせた快事だった――。世界を揺るがす大事件から時にはコーヒーの美味しさの真実まで、ユーモアを交え物事の本質を...
管見妄語 グローバル化の憂鬱 (新潮文庫)

管見妄語 グローバル化の憂鬱 (新潮文庫)

新潮社(2016年06月26日)長年続くデフレ不況により若者が就職できない。「歴史認識」なる言葉に恫喝されて自国領土まで掠め取られそうな外交。頻発する凶悪犯罪……。日本を取り巻く深刻な状況は、日本人の英語やITが拙いから起きたのか? 否。「グローバル化」の真相とは、単なる米英の英語帝国主義に他ならない。我が国の広範な体質劣化をこれ以上放ってはおけぬ。物事の本質を見...
管見妄語 できすぎた話

管見妄語 できすぎた話

新潮社(2016年01月18日)辛辣さとユーモアで物事の裏に隠れた本質を看破する、人気シリーズ最新刊! ある時はスコットランドで純真な女学生の祖国愛に打たれ、ある時は初夏の夕闇に舞う蛍に亡き父母を想い、またある時は先達が培った国家百年の計を揺るがす頓珍漢を一刀両断にする。自在に題材を捉えつつ、一見些細に見える出来事から、埋もれていた世の中の真理をすくい取る――『週...
管見妄語 卑怯を映す鏡 (新潮文庫)

管見妄語 卑怯を映す鏡 (新潮文庫)

新潮社(2015年05月28日)陰湿ないじめで一人の中学生が自ら命を絶った。見て見ぬふりをした教師、生徒たち。責任逃れに終始する教育委員会や学校――。まさに卑怯者のオンパレードである。社会も然り。政治家も、正義を振りかざし揚げ足を取るマスコミも、恥を知れ! 卑劣を悪(にく)む日本人の美徳は、一体どこに行ってしまったのだろうか。現代の病んだ精神を慧眼と独自のユーモア...
孤愁〈サウダーデ〉 (文春文庫)

孤愁〈サウダーデ〉 (文春文庫)

文藝春秋(2015年05月08日)「父が精魂を傾けながら絶筆となってしまったこの作品を、必ずや私の手で完成し父の無念を晴らすつもりだ」――その公約を果たすためには、30余年の歳月が必要であった。本書は、「孤愁(サウダーデ)」を毎日新聞連載中に新田次郎氏が急逝、未完に終わった作品を息子である藤原正彦が書き継いで完成させた。ポルトガル人ヴェンセスラオ・デ・モラエスの評伝...
管見妄語 とんでもない奴

管見妄語 とんでもない奴

新潮社(2014年12月22日)辛辣さとユーモアで世の中の真理をすくい取る、待望の大好評シリーズ第5弾! 鋭い視点で日本の迷走や、不穏に満ちた世界情勢を喝破したかと思えば、温かい眼差しで人知れず熟れて落ちる柿の実のあわれを憂い、学生のいたずらに自分の武勇伝を重ねて懐かしむ。縦横無尽に題材を捉えながら、ユニークな発想と慧眼で物事の本質を突く『週刊新潮』人気連載が単行...
ヒコベエ (新潮文庫)

ヒコベエ (新潮文庫)

新潮社(2014年04月28日)満州で戦禍に巻きこまれ、命からがら日本へ引き揚げてきたヒコベエ一家は、信州諏訪に身を寄せる。なだらかな稜線を描く山や緑深い自然に囲まれヒコベエは腕白坊主に成長する。やがて一家に訪れた転機。母の小説がベストセラーになり、父も作家の道を歩み始め……。貧しくとも家族は支え合い励まし合って生きていた。日本そして日本人が懸命に生きた昭和20年...
管見妄語 グローバル化の憂鬱

管見妄語 グローバル化の憂鬱

新潮社(2013年11月18日)「英語教育だ」「IT力だ」と戯言にうつつを抜かす、憂うべき世の中に一喝! 長年のデフレ不況は、日本人の英語やITが拙いから起きたのか? 上達すれば、自国領土まで掠め取られそうな弱腰外交が変わるのか? 「グローバル化」の真相とは、単なる米英の英語帝国主義に他ならない! 日本の広範囲な体質劣化をこれ以上放ってはおけぬ――。国を憂う著者が...
管見妄語 始末に困る人 (新潮文庫)

管見妄語 始末に困る人 (新潮文庫)

新潮社(2013年10月28日)あの日、3月11日。テレビで繰り返し映し出される津波の暴威を呆然と見ては悲嘆にくれ、原稿を一切書けなくなった。やっと筆を執れたのは3週間後のこと。自分を含めた国民を励ます気持ちで執筆した「日本の底力」――。国家の危機に際し、リーダーに求められる資質とは何か。世界が感嘆する日本人の可能性をどう生かすのか。時に厳しく時にユーモア溢れる言...
孤愁―サウダーデ

孤愁―サウダーデ

文藝春秋(2012年11月01日)外交官モラエスが発見した日本の美と誇り。妻・およねへの愛に彩られた激動の生涯-。新田次郎未完の絶筆を、息子・藤原正彦が書き継いだ。
卑怯を映す鏡―管見妄語

卑怯を映す鏡―管見妄語

新潮社(2012年11月01日)「かつて日本では卑怯が道徳の中枢にあった。『卑怯者』の烙印は『生きる価値がない』の意であり、武士にとっては切腹を意味した。」ところが見渡せば、陰湿ないじめとその責任逃れ、「正義」を振りかざすマスコミの袋叩き、市場原理主義という名の弱い者いじめ…世界中が病んでいる一大原因は卑怯感覚の欠如に他ならない。美徳を忘れた日本人へ。世に蔓延る「...
管見妄語 大いなる暗愚 (新潮文庫)

管見妄語 大いなる暗愚 (新潮文庫)

新潮社(2012年05月28日)郵政民営化も時価会計も医療改革も市場主義万能論も米国の策略である。Jリーガーよ、紳士たれ。政治家は国民に迎合するな-国を憂えるプロフェッサー藤原は、日本人に警鐘を鳴らす一方でギョウザ、英国人の美風、文語、浮世絵、健気な教え子、ひばりの歌…素晴らしいものは褒めちぎる。勿論、自らの魅力に満ちた風貌と人格を自覚し、ハニートラップへの注意も...
名著講義 (文春文庫)

名著講義 (文春文庫)

文藝春秋(2012年05月10日)偉大なる先人たちの「名著」を毎週一冊読み続け議論しあうことによって、「昔の人は無知蒙昧、自分達現代人が当然ながら歴史上一番偉い」と教えられてきた学生達の多くが、江戸や明治の人々は人間として自分たちよりはるかに上だったことを認識するようになっていく…。読書の愉悦をめぐる「師弟問答」の数々。
藤原正彦、美子のぶらり歴史散歩

藤原正彦、美子のぶらり歴史散歩

文藝春秋(2012年03月01日)ふたりで歩けば発見も二倍!街には愉快な歴史が隠れている。隣り合う東郷平八郎と山本五十六のお墓、マッカーサーの執務室、川端康成が海を眺めた地に藤原教授夫妻と出かけよう。
管見妄語 始末に困る人

管見妄語 始末に困る人

新潮社(2011年10月01日)西郷南洲(隆盛)は幕臣・山岡鉄舟を、私欲を捨てた「始末に困る人」と評した。「この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり」。一方、現代を見渡せば、政治家をはじめ「始末におえない」輩ばかり。今こそ必要なのは「始末に困る」人なのだ-。独自のユーモアと慧眼で事の本質を鋭く突く。