バルザックの作品一覧

作品数 30 件
三十女 (バルザック愛の葛藤・夢魔小説選集)

三十女 (バルザック愛の葛藤・夢魔小説選集)

水声社(2015年12月01日)若さゆえ、無分別な結婚をし、日々絶望していたジュリー。二人の男と出会い、真の愛に目覚める彼女に、数々の偶然とおそろしい不幸が襲いかかる…。少女から母親へ、波乱にみちた奇想天外な女の人生が六部構成で壮大に語られる表題作ほか、謎の女と大粒のダイヤをめぐるミステリアスな「家庭の平和」の二篇。
ジャーナリストの生理学 (講談社学術文庫)

ジャーナリストの生理学 (講談社学術文庫)

講談社(2014年12月11日)19世紀のパリで新聞などを舞台に活躍していたジャーナリストと批評家を取り上げ、徹底的に批判する。 昨今、新聞ジャーナリズムの腐敗や堕落が取り沙汰されているが、本書を読めば、新聞というものが今も昔も何も変わっていないことに驚かされる。バルザックは『役人の生理学』(講談社学術文庫)と同様の手法を用いて、風刺に満ちた分類を施す。ここで対象...
役人の生理学 (講談社学術文庫)

役人の生理学 (講談社学術文庫)

講談社(2013年11月12日)一九世紀の半ば頃、パリの書店は、「生理学」ものと呼ばれれる小冊子で溢れかえっていました。それは、扱う主題はさまざまで、風刺に満ちた出鱈目を書いたもので、青か黄の表紙がついており、読者を笑わせることを目的とした娯楽本でした。革命後、ジャーナリズムが勃興したフランスで一気にブレイクしました。現代の「スーパー・エッセイ」のたぐいでしょうか...
艶笑滑稽譚 第三輯――結婚せし美しきイムペリア 他 (岩波文庫)

艶笑滑稽譚 第三輯――結婚せし美しきイムペリア 他 (岩波文庫)

岩波書店(2013年02月16日)「お読みに為って、お笑い為さっては如何?」素朴な金銀細工師の不屈の恋、代官・領主・大元帥の智恵比べ、枢機卿をも夢中にさせた高級娼婦の有為転変。いつの世にも変わらぬ大胆で滑稽な愛の諸相を、雅な言葉でほろりと綴った、文豪会心の艶笑譚。図版多数。
艶笑滑稽譚 第二輯――明日無き恋の一夜 他 (岩波文庫)

艶笑滑稽譚 第二輯――明日無き恋の一夜 他 (岩波文庫)

岩波書店(2012年12月15日)「恋よ、笑いよ、喜びよ、よき滑稽話よ」-身分違いの恋人たちの命をかけた一夜の逢瀬、中世の「淫夢魔」の謎めいた裁判記録、フランソワ・ラブレー師の最後の説教…。典雅な言葉に、きわどい諷刺、人間社会の根幹をえぐり出す、天衣無縫の第二輯(全3冊)。
艶笑滑稽譚 第一輯――贖い能う罪 他 (岩波文庫 第1回)

艶笑滑稽譚 第一輯――贖い能う罪 他 (岩波文庫 第1回)

岩波書店(2012年11月17日)「未来に於ける私の最高の栄誉」となる作品と、バルザックが自負した『艶笑滑稽譚』。社会・風俗への諷刺をきかせたエロティックで大らかな笑いの世界は、文豪の隠れた名作として愛されてきた。ヨーロッパ伝統の滑稽話の形式とラブレー等の語彙を借りた原文の古風な味わいを、流麗な日本語に移し替える。図版多数。全3冊。
サラジーヌ 他3篇 (岩波文庫)

サラジーヌ 他3篇 (岩波文庫)

岩波書店(2012年09月15日)若き彫刻家サラジーヌがローマで会った奇蹟の歌姫。完璧な美の裏の呪うべき秘密とは?狂おしい恋慕の果てに知った真の姿とは?バルトの名講義『S/Z』を導いた表題作ほか、音楽家、画家、女性作家-芸術家にまつわる四つの物語。一途で奇怪な情熱が渦巻く。
掟 (百年文庫 20)

掟 (百年文庫 20)

ポプラ社(2010年10月12日)老いた鷹匠の最後の仕事は若鷹「吹雪」を育てあげることだった。厳しい訓練によって鍛えぬかれた生命の力感(戸川幸夫『爪王』)。極寒の地で圧倒的な自然の力に屈していく男の姿を描いたジャック・ロンドンの『焚火』。若さにまかせ気のむくままに旅する男女が訪れた岩山には、「誓いを立てた人」と呼ばれる異様な人物がいた-。浮かれた若者の心に刻印された...
バルザック芸術/狂気小説選集〈3〉田舎のミューズ他―文学と狂気篇 (バルザック芸術/狂気小説選集 3 文学と狂気篇)

バルザック芸術/狂気小説選集〈3〉田舎のミューズ他―文学と狂気篇 (バルザック芸術/狂気小説選集 3 文学と狂気篇)

水声社(2010年10月01日)吝嗇家の夫との田舎暮らしの虚しさを埋めるため、詩を書きはじめたディナ。それが話題となり、批評家ルーストーの愛人となった彼女は、とうとう夫を捨て、パリへと出てくるが…。ジョルジュ・サンドを彷彿させるような女作家を主人公とした表題作など、「文学」と「狂気」が交錯する2篇を収録。すべて新訳の新シリーズ第3弾。
ゴプセック・毬打つ猫の店 (岩波文庫)

ゴプセック・毬打つ猫の店 (岩波文庫)

岩波書店(2009年02月17日)巨万の富を握り、社会を裏で牛耳る高利貸、その目に映った貴族社会の頽廃。天使のような美貌で、天才画家に見初められた商人の娘の苦悩。私生活に隠された秘密、金銭がつなぐ物語の構造。斬新な視点が作家バルザックの地位を築いた『私生活情景』の二作。
娼婦の栄光と悲惨―悪党ヴォートラン最後の変身〈下〉 (バルザック「人間喜劇」セレクション)

娼婦の栄光と悲惨―悪党ヴォートラン最後の変身〈下〉 (バルザック「人間喜劇」セレクション)

藤原書店(2000年12月01日)『幻滅』で出会った闇の人物ヴォートランと美貌の詩人リュシアン。彼らに襲いかかる最後の運命は。
娼婦の栄光と悲惨―悪党ヴォートラン最後の変身〈上〉 (バルザック「人間喜劇」セレクション)

娼婦の栄光と悲惨―悪党ヴォートラン最後の変身〈上〉 (バルザック「人間喜劇」セレクション)

藤原書店(2000年12月01日)『幻滅』で出会った闇の人物ヴォートランと美貌の詩人リュシアン。彼らに襲いかかる最後の運命は。
幻滅―メディア戦記〈下〉 (バルザック「人間喜劇」セレクション)

幻滅―メディア戦記〈下〉 (バルザック「人間喜劇」セレクション)

藤原書店(2000年10月01日)純朴な田舎の美青年リュシアンは文学的野心に燃え、地元社交界のスターである人妻とパリへ出奔するが、彼女に捨てられてしまう。理想に殉じ清貧に甘んじる青年詩人たちと知り合った彼は、その同志となる。だが安食堂で出会ったジャーナリストの手引きにより、いつしか新聞・出版業界の裏側へと迷い込む。そこで彼が見たものは、お追従記事や事実の捏造、いんち...
あら皮 〔欲望の哲学〕 (バルザック「人間喜劇」セレクション(全13巻・別巻二) 10)

あら皮 〔欲望の哲学〕 (バルザック「人間喜劇」セレクション(全13巻・別巻二) 10)

藤原書店(2000年03月30日)若きラファエル・ド・ヴァランタンは、死んだ父のわずかな遺産で放蕩三昧に明け暮れたが、その空しさに気づき、裕福なロシア人女性フェドラとの恋も破れて絶望におちいり、自殺まで考えるようになる。そのような時、たまたま入った骨董屋の主人から一枚の「あら皮」をもらいうける。それは、持ち主の願いをたちまちかなえてくれるが、同時に、願いがひとつ実現...