河野多惠子の作品一覧

作品数 16 件
幼児狩り・蟹 (P+D BOOKS)

幼児狩り・蟹 (P+D BOOKS)試し読み

小学館(2017年03月07日)中年女性の屈折した心理を描く「蟹」他6篇 外房海岸を舞台に、小学一年生の甥と蟹を探し求めて波打ち際で戯れる中年女性の屈折した心理を描き、第49回芥川賞を受賞した「蟹」。 ほかに、知人の子供や道端で遊ぶ子供に異常な関心を示す、子供のない女性の内面を掘り下げた「幼児狩り」。 夫婦交換による男女の愛の生態を捉えた「夜を往く」、「...
現代小説クロニクル 2000~2004 (講談社文芸文庫)

現代小説クロニクル 2000~2004 (講談社文芸文庫)

講談社(2015年08月11日)1975年以降に発表された名作を5年単位で厳選する全8巻シリーズ第6弾。新世紀を迎えた、現代小説の相貌とは――
考えられないこと

考えられないこと

新潮社(2015年06月30日)若き戦死者への鎮魂の思いがこめられた現代日本文学の開拓者による最後の作品集。大阪大空襲で生家が焼けたことも知らず、終戦から半年後に復員してきた兄。混みあった電車のなかで、「君、結婚は?」と声をかけてきた兄の友人は、すでに戦死していた。誰にも言うなよと言って聞かされたその話を、語っておきたい――。若き戦没者たちを哀しむ表題作など八十七...
寂聴まんだら対談

寂聴まんだら対談

講談社(2014年05月21日)90歳を超えてなお精力的に創作を続ける瀬戸内寂聴氏は、対談、座談の名手としても広く知られています。その瀬戸内氏と、第一線で活躍する作家8人によるダイアローグの真剣勝負。表現とは何か、なぜ小説を書くのか、作家とは如何なる存在なのか? 瀬戸内氏との対話を通して明らかになる作家たちの素顔、そして彼らの秘められた苦悩、愛憎、性、老い。さらに...
大阪文学名作選 (講談社文芸文庫)

大阪文学名作選 (講談社文芸文庫)

講談社(2011年11月11日)西鶴、近松から脈々と連なる大阪文学は、ユーモアの陰に鋭い批評性を秘め、色と欲に翻弄される愛しき人の世をリアルに描く。川端康成「十六歳の日記」、折口信夫「身毒丸」、宇野浩二「子の来歴」、武田麟太郎「井原西鶴」、織田作之助「木の都」、庄野潤三「相客」、河野多惠子「みち潮」、野坂昭如「浣腸とマリア」、小野十三郎「大阪」(抄)、山崎豊子「船...
逆事(さかごと)

逆事(さかごと)

新潮社(2011年05月01日)NY暮らしのなか、ふいに甦る亡き異母妹の言葉と、濃やかに気遣ってくれた継母のこと-。(「いのち贈られ」)。マンションという日常空間に潜む闇。(「その部屋」)。語られぬまま過ぎてゆく夫婦の時間。(「異国にて」「緋」)。先に逝った人々の面影を辿り、生と死の綾なす人間模様を浮き彫りにする表題作。(「逆事」)。人の世のミステリー。魅惑の河野...
臍の緒は妙薬 (新潮文庫)

臍の緒は妙薬 (新潮文庫)

新潮社(2011年04月26日)人間の大病は一生に三度ほど。そのとき自分の臍の緒を煎じて飲むと妙薬となる、という。幼少期に肺炎を患った峰子は、自分のそれの行方が俄かに気になる。ラスト1行に戦慄する表題作ほか、皇国の世に小学校を包む妙なる調べ「月光の曲」、亡夫の運命を高名な占い師に尋ねたくなった妻の心理「星辰」、コーンスターチを大量購入する女の秘密「魔」。生の不思議...
文学問答

文学問答

文藝春秋(2007年07月01日)芥川賞始め数々の選考委員を務めた二人の文学者が、私生活から選考の秘話までを明かす。貴重なる肉声がつまった究極の文学対談!
臍の緒は妙薬

臍の緒は妙薬

新潮社(2007年04月01日)