阿部昭の作品一覧

作品数 9 件
単純な生活 (P+D BOOKS)

単純な生活 (P+D BOOKS)試し読み

小学館(2018年01月09日)淡々と湘南暮らしの日々を綴った自伝的作品 母の死や息子の受験など煩雑な現実に振りまわされながらも、“もっと単純に生きられたら”と、心ひそかに願う中年の男。 心臓を患った彼は、年寄りの医者にもっと海でも眺めていろと通告され、そんな偏屈さに妙なシンパシーを抱く。「単純」とははたして何か――。 期間にして2年半の日々を、静かに、...
「内向の世代」初期作品アンソロジー (講談社文芸文庫)

「内向の世代」初期作品アンソロジー (講談社文芸文庫)

講談社(2016年01月09日)後藤明生、黒井千次、阿部昭、坂上弘、古井由吉の初期短中篇を黒井氏が精選。再評価の声が高まる「内向の世代」の、必読アンソロジー
最後の酔っぱらい読本 (講談社文芸文庫)

最後の酔っぱらい読本 (講談社文芸文庫)

講談社(2014年10月11日)名作の樽詰『酔っぱらい読本』第三弾、最終回。 漢詩も文壇話も、古典落語も映画もハードボイルドも、 読者を酔わせてくれること必至の作品揃い。 高橋和巳・李太白・阿川弘之・阿部昭・なだいなだ・遠藤周作・金子光晴・里見とん・佐藤春夫・小沼丹・河上徹太郎・和田誠・小泉喜美子・戸板康二・徳川夢声・團伊玖磨・立原正秋・藤枝静男・そして吉行淳之介。
未成年・桃 阿部昭短篇選 (講談社文芸文庫)

未成年・桃 阿部昭短篇選 (講談社文芸文庫)

講談社(2009年09月10日)敗戦で失職した元海軍大佐の父。時代に背を向け不器用に生きた父と家族の「戦後」を、激情を内に秘めた簡潔な表現で描いた「未成年」(「父と子の連作」の一)。幼年期の記憶のヴェールに揺曳する一情景を繊細な筆致で甦らせる「桃」。阿部文学の通奏低音である湘南の大自然と朽ちていく人の家を対比、早過ぎた晩年の心鏡を刻む「水にうつる雲」。澄明な文体と...
猫に名前をつけすぎると (河出文庫)

猫に名前をつけすぎると (河出文庫)

河出書房新社(1998年12月01日)「ですから、猫を飼ったとき、いくらかわいいからといって、あんまり名前をつけすぎてはいけません。名前は、やはり一つだけ、つけるのがいいのです」-表題の作品をはじめ、小説、エッセイ、評論、短歌まで、猫を心から愛し、猫とのふれあいの中で人生を鋭くみつめた著者の、透徹した観察眼に貫かれた文章を集めた、白眉の猫文学アンソロジー。
父たちの肖像 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

父たちの肖像 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

講談社(1996年05月01日)名篇「自転車」「人生の一日」や「司令の休暇」「千年」を持つ、惜しまれて逝った著者の初期から昭和52年迄の全随筆から、海を愛し、読書を愛し、先輩・知友を想い、父と子を辿る、真摯にして豊饒な人間理解を追尋する阿部昭選エッセイ。自然であることを大切に考えた著者の秀れた人間考察。