大江健三郎の作品一覧

作品数 144 件
大江健三郎全小説 第15巻 (大江健三郎 全小説)

大江健三郎全小説 第15巻 (大江健三郎 全小説)

講談社(2019年03月10日)「おそらく最後の小説を、私は円熟した老作家としてではなく、フクシマと原発事故のカタストロフィーに追い詰められる思いで書き続けた。しかし70歳で書いた若い人たちに希望を語る詩を新しく引用してしめくくったとも、死んだ友人たちに伝えたい」(著者・『晩年様式集(イン・レイト・スタイル)』)。国家の巨大暴力に対抗するため、個の単位の暴力装置を...
大江健三郎全小説 第14巻 (大江健三郎 全小説)

大江健三郎全小説 第14巻 (大江健三郎 全小説)

講談社(2019年02月10日)個性の塊のような親友に導かれての『日常生活の冒険』。自らの意志でむこう側へ行ってしまった友―義兄の映画監督との関係を描き、著者に「私の一生の中で、最も大切な三作のひとつであると思います」と言わしめた『取り替え子(チェンジリング)』。滑稽かつ悲惨な老年の冒険をつうじて、死んだ母親と去った友人の「真実」を探す『憂い顔の童子』。魂に真の和...
大江健三郎全小説 第6巻 (大江健三郎 全小説)

大江健三郎全小説 第6巻 (大江健三郎 全小説)

講談社(2019年01月12日)いましめくくりの時のはじめに、八つの短篇を書いて、そこに映る自分を見る。切実な時代の影に、個の生の苦渋のあとは見まがいがたいが、ユーモアの微光もまんべんなくある。思いがけないのは、女性的なものの力の色濃さだった。遠い幼年時の自分と、それほど遠くないはずの死、また「再生」を思う自分を結んでいる。知的な経験と、森のなかの谷間の神話を、懐...
大江健三郎全小説 第2巻 (大江健三郎 全小説)

大江健三郎全小説 第2巻 (大江健三郎 全小説)

講談社(2018年11月11日)「リアリスチクに現代日本の青年をえがきだすこと、それを、現実から疎外された青年をえがくべく試みるということとして、この作品のテーマの位置においたことを、私は決してまちがっていたとは思いません。しかし、達成された作品がはたして日本の現代の青年をリアリスチクにえがきだしているかの批判は、それも否定的な批判は、この作品の上梓にあたって再び...
大江健三郎全小説 第5巻 (大江健三郎 全小説)

大江健三郎全小説 第5巻 (大江健三郎 全小説)

講談社(2018年10月12日)障害者の息子との共生を描く作品群。「ぼくはすでに自分の言葉の世界にすみこんでいる様ざまな主題に、あらためて最も基本的なヤスリをかけようとした。すなわち、個人的な日常生活の癌のように芽ばえた異常を核にして、そのまわりに、欺瞞と正統、逃亡することと残りつづけること、みずからの死と他者の死、人間的な性と反・人間的な性というような命題を結晶...
大江健三郎全小説 第1巻 (大江健三郎 全小説)

大江健三郎全小説 第1巻 (大江健三郎 全小説)

講談社(2018年09月10日)1958年、大学在学中の当時史上最年少23歳で芥川賞を受賞した「飼育」をはじめ、「奇妙な仕事」「死者の奢り」「他人の足」などデビュー前後の鮮烈な初期短篇の数々を収録、ほかに最初期長編として名高い『芽むしり仔撃ち』、『われらの時代』を含む。小説家としての第一歩をしるす記念碑的な作品群。大江文学はここから始まった! 【収録作品】 奇妙...
大江健三郎全小説 第3巻 (大江健三郎 全小説)

大江健三郎全小説 第3巻 (大江健三郎 全小説)

講談社(2018年07月10日)1961年の雑誌発表以来、一度も書籍化されることのなかった「政治少年死す」を含む1964年までの初期短編群その3。 性、政治、青年の苦悩を真正面から赤裸々に描く。 【収録作品】 セヴンティーン/政治少年死す──セヴンティーン第二部/幸福な若いギリアク人/不満足/ヴィリリテ/善き人間/叫び声/スパルタ教育/性的人間/大人向き/敬老週...
大江健三郎全小説 第7巻 (大江健三郎 全小説)

大江健三郎全小説 第7巻 (大江健三郎 全小説)

講談社(2018年07月10日)日本近代の百年の心象風景を、故郷の土俗的背景と遡行する歴史的展望において捉え、戦後世代の切実な体験を文学的形象として結晶化した傑作(『万延元年のフットボール』)。「いまや『洪水』が目前にせまっているという声は、一般的となっている。その時、想像力的に同時代を生きなおす、ということは現実的にはいみがあるであろう」(著者・『洪水はわが魂に...
大江健三郎 柄谷行人 全対話 世界と日本と日本人

大江健三郎 柄谷行人 全対話 世界と日本と日本人

講談社(2018年06月30日)1994年の大江健三郎氏のノーベル文学賞受賞前後に行われた全対話三篇を集成。小説と批評の両面から日本文学界を牽引してきた二人が、文学、思想、言語、日本と日本人について、縦横無尽に語り合う。柄谷氏の書き下ろし序文と年譜を付す。
大江健三郎賞8年の軌跡 「文学の言葉」を恢復させる

大江健三郎賞8年の軌跡 「文学の言葉」を恢復させる

講談社(2018年05月31日)日本文学の若き才能を世界へ発信すべく創設された大江健三郎賞の選評・対談他を収録。文学を愛する全ての人へ贈る熱いメッセージ!
群像短篇名作選 1970~1999 (講談社文芸文庫)

群像短篇名作選 1970~1999 (講談社文芸文庫)

講談社(2018年04月10日)1946年10月号を創刊号とし、2016年10月号で創刊70年を迎えた文芸誌「群像」。 創刊70周年記念に永久保存版と銘打って発売された号には戦後を代表する短篇として54作品が収録され大きな話題を呼び、即完売となった。このたびそれを文庫三分冊とし、さらに多くの読者にお届けいたします。第二弾は経済の繁栄、社会構造の激変と「戦後文学」の...
文学の淵を渡る (新潮文庫)

文学の淵を渡る (新潮文庫)

新潮社(2017年12月25日)聖なるものと優れた小説がともにもつ、明快にして難解な言葉の有り様を語り、 外から中上健次まで百年間の名作小説を、実作者の眼で再検証する。また、外国詩を読み、翻訳する喜びを確認し合う傍らで、自らの表現を更新するたプラスび「1」を切望する、創作時の想いを明かす。日本文学の最前線を半世紀を超えて走り続けた小説家が、それぞれの晩年性から文学...
晩年様式集 (講談社文庫)

晩年様式集 (講談社文庫)

講談社(2016年11月15日)作家自身を思わせる主人公の長江古義人は、3.11後の動揺が続くなか 「晩年様式集(イン・レイト・スタイル)」と題する文章を書きだす。 妻、娘、妹の「三人の女たち」からの反論。 未曾有の社会的危機と自らの老いへの苦悩。 少なくなる時間のなかで次世代に送る謎めいた詩。 震災後の厳しい現実から希望を見出す、著者最新にして「最後の小説」。
定義集 (朝日文庫)

定義集 (朝日文庫)

朝日新聞出版(2016年11月07日)
大江健三郎 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集22)

大江健三郎 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集22)

河出書房新社(2015年06月12日)女性原理を主軸にした二作、「人生の親戚」と「治療塔」を中心に、初期傑作短編とエッセイを収録し、作家の全体像を提示する。
文学の淵を渡る

文学の淵を渡る

新潮社(2015年04月28日)小説の最前線を走り続けてきた二人の作家が、文学の過去・現在・未来を語る。互いに深い敬意を抱く二人が、この22年間に交わした文学的対話を集成。ギリシア悲劇から日本の古典、百年にわたる日本の短篇小説、国内外の近現代文学、外国語詩を読み、それぞれの小説作法や翻訳のはたらき、八十歳を目前に書きたいと夢みる小説について語りあう。誰もが引き込ま...
憲法九条は私たちの安全保障です。 (岩波ブックレット)

憲法九条は私たちの安全保障です。 (岩波ブックレット)

岩波書店(2015年01月09日)"積極的平和主義"?「平和」に形容詞はいらない!集団的自衛権とは何か?安倍政権の目論みはどこにあるのか?「日本をふたたび強い国にする」、その帰結はどのようなものになるのか?70年前にも市民が犠牲となった。そして現在も、平和を望む市民の精神が蹂躙されようとしている。声を上げるときだ!私たち市民の力、世論の力こそが、立憲主義への暴挙拡大...
現代小説クロニクル 1980~1984 (講談社文芸文庫)

現代小説クロニクル 1980~1984 (講談社文芸文庫)

講談社(2014年12月11日)1975年以降に発表された名作を5年単位で厳選する全8巻シリーズ第2弾。現代小説は40年間で如何なる変貌を遂げてきたのか――