エリザベス・ボウエンの作品一覧

作品数 6 件
最後の九月

最後の九月

而立書房(2016年09月17日)1920年、アイルランド独立戦争のさなか、広大な森に囲まれた地方地主の邸宅(ビッグハウス)は、騒乱をよそに、土着のアイルランド人も、イギリス軍の将校も出入りする、優雅で奇妙な場となっていた。 そうした邸宅のひとつ、ダニエルズタウンに身を寄せる19歳のロイス。心躍らせるテニスパーティやダンス、イギリス軍将校との恋……。 彼女は無垢を脱...
心の死

心の死

晶文社(2015年09月16日)十六歳の少女ポーシャは両親を亡くし、年の離れた異母兄トマスとその妻アナの豪華なロンドンの屋敷に預けられる。「娘に一年だけでも普通の家庭生活をあじわわせてやってほしい」という亡父の遺言を受けてのことだった。 その家には人気作家や元軍人をはじめ、夫妻の友人たちがよく訪れた。ポーシャは、アナの客人で、不敵な世界観を持つ美青年エディに心魅か...
日ざかり

日ざかり

晶文社(2015年01月31日)すべての恋人たちは、ボウエンの時間を生きているーー青山七恵さん 推薦。 ステラの部屋に招かれざる客、ハリソンが押し入ってきた。彼女の愛するロバートが、敵国のスパイであることをほのめかし、黙っていてほしければ……とステラに関係を迫ってくる。 ロバートがスパイなのかどうか、本人に聞けばわかるはず。でも、もし本当にスパイだとしたら、このま...
パリの家

パリの家

晶文社(2014年08月23日)11歳の少女ヘンリエッタは、半日ほどあずけられたパリのフィッシャー家で、私生児の少年レオポルドに出会う。レオポルドはまだ見ぬ実の母親との対面を、ここで心待ちにしていた。 家の2階で病に臥している老婦人マダム・フィッシャーは、実娘のナオミとともに、自宅を下宿屋にして、パリに留学にきた少女たちをあずかってきた。レオポルドの母も結婚前にそ...
ボウエン幻想短篇集

ボウエン幻想短篇集

国書刊行会(2012年11月22日)20世紀イギリスを代表する女性作家エリザベス・ボウエンの作品の中から、選りすぐりの幻想譚17篇と、幻想文学論を含むエッセイ4篇を収録した珠玉の作品集。