安岡章太郎の作品一覧

作品数 67 件
僕の昭和史 (講談社文芸文庫)

僕の昭和史 (講談社文芸文庫)

講談社(2018年08月10日)植民地朝鮮で過ごす幼少期が「僕」の昭和の始まり。受験失敗、厳しい陸軍の日々、敗戦、生活困難のなか書かれた文壇デビュー作「ガラスの靴」。芥川賞受賞の頃には復興も進み時代が大きく変わり始める。六〇年安保の年、アメリカ南部留学は敗戦国日本の戦後の意味を考える視座をもたらした。そして高度経済成長や学園紛争といった新たな変化。激動の昭和を個人...
とちりの虫 (中公文庫)

とちりの虫 (中公文庫)

中央公論新社(2018年07月20日)ユーモラスな自伝的内容、作家仲間の楽しいやりとり、鋭くも笑える社会観察など、著者の魅力が凝縮された随筆集。阿川弘之と遠藤周作のエッセイを増補。
安岡章太郎 戦争小説集成 (中公文庫)

安岡章太郎 戦争小説集成 (中公文庫)

中央公論新社(2018年06月22日)満洲北部の孫呉に応召した安木加介。このダメな陸軍二等兵の眼を通して軍隊の生態をユーモラスに描きだした代表作「遁走」。「銃」「美しい瞳」「鶏と豪蔵」ほか短篇五編を含む著者初の戦争小説集。巻末に開高健との対談「戦争文学と暴力をめぐって」を併録する。解説・開高 健
群像短篇名作選 1946~1969 (講談社文芸文庫)

群像短篇名作選 1946~1969 (講談社文芸文庫)

講談社(2018年03月11日)1946年10月号を創刊号とし、2016年10月号で創刊70年を迎えた文芸誌「群像」。 創刊70周年記念に永久保存版と銘打って発売された号には戦後を代表する短篇として54作品が収録され大きな話題を呼び、即完売となった。このたびそれを文庫三分冊とし、さらに多くの読者にお届けいたします。第一弾は敗戦直後から60年安保、高度成長期にいたる...
舌出し天使・遁走 (P+D BOOKS)

舌出し天使・遁走 (P+D BOOKS)試し読み

小学館(2018年01月09日)第二次大戦に翻弄された若者を描く秀作二編 第二次大戦に人生を翻弄された“日本版・失われた世代”ともいうべき、ある男の混沌とした青春記「舌出し天使」は、愛のない同棲や不義理と借金など、破滅へとひた走る若者を描いた作品。 他方、「遁走」は、著者自身の軍隊体験と周辺の人物群像を描いた初の長編小説。軍隊の愚劣な日常の中で堕ちていく主...
大世紀末サーカス (P+D BOOKS)

大世紀末サーカス (P+D BOOKS)試し読み

小学館(2017年06月06日)幕末に米欧を巡業した曲芸一座の痛快行状記 幕末維新の動乱の世、慶応2年10月から明治2年2月まで、高野広八以下18人の曲芸師たちは米欧各地を巡業した。 アメリカ大統領の謁見を受け、パリでは万国博の最中に公演し大入り満員。ロンドンでは女王までもが見物に来るし、スペインでは、革命にも遭遇する。 芸人らしく行く先々で女郎買いにも...
月は東に (講談社文芸文庫ワイド)

月は東に (講談社文芸文庫ワイド)

講談社(2016年10月08日)起きてしまった知人の配偶者との“関係”の事実を男は謝罪し弁明する程に、ますます窮地に陥ってゆく。露呈する主人公の心の“やましさ”を作家の眼が凝視する。救いを願う個我の微妙な感情と心理を描いた意欲的長篇。漱石、直哉等と日本の近代小説が探求し続けてきた人間の“倫理とエゴ”の重く切実な主題を共有する、『幕が下りてから』に続く著者中期の代表作。
文士の友情: 吉行淳之介の事など (新潮文庫)

文士の友情: 吉行淳之介の事など (新潮文庫)

新潮社(2015年12月23日)「戦後派」の先輩や「第三の新人」と呼ばれた盟友たちが次々鬼籍に入っていく。梅崎春生のイタズラ宣言、楽天妄想癖の吉行淳之介とのおかしな発言、遠藤周作との受洗をめぐる信仰上の絆、島尾敏雄夫妻見舞いの忘れ得ぬ一コマ、そして小林秀雄との火花散る文学談義。珠玉のエッセイ、対談、鼎談を集めて、往時のユーモラスで、滋味あふれる文士たちとの交友を浮...
現代小説クロニクル 1990~1994 (講談社文芸文庫)

現代小説クロニクル 1990~1994 (講談社文芸文庫)

講談社(2015年04月11日)1975年以降に発表された名作を5年単位で厳選する全8巻シリーズ第4弾。現代小説は40年間で如何に表現を切り拓いてきたのか
歴史の温もり 安岡章太郎歴史文集

歴史の温もり 安岡章太郎歴史文集

講談社(2013年12月20日)明治維新から現代まで、日本人の心層に脈々と流れ続ける普遍的なものを見続けた時代と人間を描く歴史エッセイ集。
文士の友情: 吉行淳之介の事など

文士の友情: 吉行淳之介の事など

新潮社(2013年07月31日)かつて、〈文士〉と呼ばれた男達がいた。彼らは切磋し、共に笑い、人生を生き切った――今年一月に逝去した文豪が晩年に振り返った、類稀な友人たちとの人生の時間。吉行淳之介の恋愛中の態度に驚き、遠藤周作にキリスト教受洗の代父を頼み、島尾敏雄の戦後の苦闘に思いを馳せ、小林秀雄に文士の心得を訊く。かくも豊かな友情がありえた時代の香りと響きを伝え...
犬をえらばば (講談社文芸文庫)

犬をえらばば (講談社文芸文庫)

講談社(2013年04月11日)石坂洋次郎、坂口安吾、吉行淳之介、遠藤周作、江藤淳、近藤啓太郎らとの交流を「愛犬」を通して綴る、ユーモアと知性溢れるエッセイ
第三の新人名作選 (講談社文芸文庫)

第三の新人名作選 (講談社文芸文庫)

講談社(2011年08月11日)近代文学でもっとも人気も実力もある「第三の新人」。その魅力的短篇選。
サアカスの馬・童謡 (21世紀版・少年少女日本文学館18)

サアカスの馬・童謡 (21世紀版・少年少女日本文学館18)

講談社(2009年04月02日)ある日『僕』はサアカスのテントにつながれている馬に眼をとめた-。主人公の心の動きを鮮やかに感じさせる安岡章太郎の「サアカスの馬」。少年期の長い病気による、肉体的、心理的変化を描いた吉行淳之介の「童謡」ほか、遠藤周作、阿川弘之、小川国夫、北杜夫など、「第三の新人」と呼ばれた作家たちを中心に、全八編を収録。