内田百けんの作品一覧

作品数 54 件
大貧帳 (中公文庫)

大貧帳 (中公文庫)

中央公論新社(2017年10月20日)無心者や押売りが悪態をついて、これだけの構えに二円や三円の金がないと云う筈はないなどと云い出すと、蔭で聞いていても可笑しくなる。そう云う俗物にはそんな気がするかも知れないが、無いとなったら洗った様になくなる(本文より)。質屋、借金、原稿料……飄然としたなかに笑いが滲みでる。お金にまつわる三八篇。〈解説〉町田康
百鬼園百物語: 百けん怪異小品集 (平凡社ライブラリー (789))

百鬼園百物語: 百けん怪異小品集 (平凡社ライブラリー (789))

平凡社(2013年06月12日)夢とうつつの狭間をよろめきながら歩く、そんな覚束ない感覚。内田百閒の掌編、日記、随筆を集めた百物語。『おばけずき――鏡花怪異小品集』に続く文豪小品シリーズ第2弾。
内田百けん (ちくま日本文学 1)

内田百けん (ちくま日本文学 1)

筑摩書房(2007年11月20日)幻想とユーモアに満ちた一巻選集。
第三阿房列車 (新潮文庫)

第三阿房列車 (新潮文庫)

新潮社(2004年06月27日)「長崎へ行こうと思う。行っても長崎に用触はないが、用事の有る無しに拘らず、どこかへ行くと云う事は、用事に似ている。だから気ぜわしない」。ヒマラヤ山系氏を共づれの、珍道中がまた始まった。途次、病を得た百〓@6BE1@(けん)先生は、舞聊をかこつあまり「なまけるには体力が必要である」という真理まで発見した。走行距離は総計約1万キロ。名作...
東京焼盡 (中公文庫)

東京焼盡 (中公文庫)

中央公論新社(2004年03月25日)空襲に明け暮れる太平洋戦争末期の日々を、文学の眼と現実の眼をないまぜつつ綴る日録。日々の記にあらわれた、さまざまなかなしみや喜びやユーモア、そして詩。その精神の体験記から、文学者内田百〓@6BE1@(けん)が一日一日を噛みしめる思いで生きた姿がうかびあがってくる。