小沼丹の作品一覧

作品数 30 件
ミス・ダニエルズの追想 (銀河叢書)

ミス・ダニエルズの追想 (銀河叢書)

幻戯書房(2018年10月26日)庭を訪れる小さな生き物たち。行きつけの酒場。仲間とめぐる旅。そして小説の登場人物としてもお馴染の、様々な場面で出会った忘れ得ぬ人びと。日々の追憶。日常的随筆70篇を初書籍化。限定1000部。生誕百年記念刊行・第4弾。
栞子さんの本棚2 ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫)

栞子さんの本棚2 ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫)

KADOKAWA(2018年10月24日)大きな電気工場から大金を盗み出した紳士盗賊は、捕まった後も金のありかを白状しなかった。一方、私は同居人の松村から、ちょっと変わった二銭銅貨の出どころについて執拗に問いただされる……。(「二銭銅貨」江戸川乱歩)。乱歩、横溝正史、夢野久作らが書き継いだ合作、妖婦蘭子の魔性の生涯を描く「江川蘭子」ほか、シェイクスピア、太宰治など「ビブリア...
春風コンビお手柄帳

春風コンビお手柄帳

幻戯書房(2018年07月04日)女子中学生・ユキコさんが探偵役として活躍する表題連作ほか、日常の謎あり、スリラーあり、ハードボイルドありと、多彩な推理が冴え渡る。名作『黒いハンカチ』(1958)以来60年ぶりとなるミステリ作品集(巻末エッセイ・北村薫)
藁屋根 (講談社文芸文庫)

藁屋根 (講談社文芸文庫)

講談社(2017年12月10日)大寺さんが結婚して一緒に暮らし始めた新居は東京郊外の藁葺き屋敷の二階だった。やがて大寺さんと同僚たちはヨーロッパへと旅立つ。
木菟燈籠 (講談社文芸文庫)

木菟燈籠 (講談社文芸文庫)

講談社(2016年12月10日)そこはかとないユーモアやはにかみを湛えたかざりのない文章でどこか懐かしいような風景を描き上げて多くのファンを持つ“小沼文学の世界”。季節や時代の移ろいに先輩の作家や同僚の教員、学生時代の友人など愛すべき人々の風貌を髣髴とさせる、この著者ならではの好短篇集。
最後の酔っぱらい読本 (講談社文芸文庫)

最後の酔っぱらい読本 (講談社文芸文庫)

講談社(2014年10月11日)名作の樽詰『酔っぱらい読本』第三弾、最終回。 漢詩も文壇話も、古典落語も映画もハードボイルドも、 読者を酔わせてくれること必至の作品揃い。 高橋和巳・李太白・阿川弘之・阿部昭・なだいなだ・遠藤周作・金子光晴・里見とん・佐藤春夫・小沼丹・河上徹太郎・和田誠・小泉喜美子・戸板康二・徳川夢声・團伊玖磨・立原正秋・藤枝静男・そして吉行淳之介。
珈琲挽き (講談社文芸文庫)

珈琲挽き (講談社文芸文庫)

講談社(2014年02月11日)平穏な日常、花鳥風月、友人たちと師との交流。 遠い風景や時間の流れを、淡いユーモアで見事に描く、 大正・昭和・平成を生きた作家、小沼丹。 移ろいゆく心象風景の中に、人生のドラマを明るく描く、 『小さな手袋』につづく生前最後の随筆集。 「狆の二日酔い」などの秀逸な作品を含み、 上質な文章で心優しく読者を誘う、85篇収録。
更紗の絵 (講談社文芸文庫)

更紗の絵 (講談社文芸文庫)

講談社(2012年01月11日)敗戦後の復興の時代-。学園を再建しようと努力する義父のもとで、中学主事を引き受けた青年教師・吉野君。進駐軍と旧軍需工場との交渉役を押しつけられ、できの悪い生徒のいたずらや教師同士のもめごと、喰いつめた友人の泣きごとにも向きあいながら、吉野君は淡々として身を処していく。時代の混乱と復興の日々を、独特なユーモア漂うほのぼのとした温かい筆...
第三の新人名作選 (講談社文芸文庫)

第三の新人名作選 (講談社文芸文庫)

講談社(2011年08月11日)近代文学でもっとも人気も実力もある「第三の新人」。その魅力的短篇選。
銀色の鈴 (講談社文芸文庫)

銀色の鈴 (講談社文芸文庫)

講談社(2010年12月15日)前妻の死から再婚までを淡々と綴った表題作、戦時下、疎開先での教員体験をユーモラスに描いた「古い編上靴」-これら世評の高い"大寺さん"シリーズほか、伯母の家の凋落に時代の変遷を重ねる「小径」、戦前の良き時代の交友を哀惜の情をもって語る「昔の仲間」など、七作品を収録。滋味あふれる洗練された筆致で、ほのぼのと温かい独特の世界を創り出した「...
(029)湖 (百年文庫)

(029)湖 (百年文庫)

ポプラ社(2010年10月12日)「あたし、どうかしちゃったみたい。ゆうべはべつの男のひとに夢中だったのに、今夜はあなたに夢中みたいなんだもの-」。奔放な美しい娘と恋に落ちた男の去り行く日々の陰影(フイッツジェラルド『冬の夢』)。湖の死亡事故にかかわった弁護士が報告する忘れえぬ人物の話(木々高太郎『新月』)。いつか美しいホテルを建てることを夢見る安宿の主人とアルバイ...
黒と白の猫

黒と白の猫

未知谷(2005年09月01日)大寺さんのさりげない日常生活のうちに、陰翳ゆたかに掬いあげられる深い愉悦と哀しみ。十七年にわたって書き継がれて、小沼文学の至宝と評されながら、これまで一本に纏められることのなかった大寺さんもの連作全十二篇を集成した。
小沼丹全集〈補巻〉

小沼丹全集〈補巻〉

未知谷(2005年07月01日)小柄な牝驢馬モデスチンを相棒に、南仏セヴエンヌ地方を十二日間かけて踏破した、若きスチヴンスンの愛すべき旅日記ほか名訳として知られる小沼丹の訳業に、未刊作品十七篇を併録。
風光る丘

風光る丘

未知谷(2005年03月01日)物語は、フランス語の授業中に机にうつぶしてイビキをかいている広瀬小二郎の姿から始まる。やがて広瀬は友人・杉野正人からある女性の東京案内を頼まれる。「妙齢の美人かもしれないぜ…」。軽快な語り口でキャンパス・ドラマの幕が開く。広瀬、杉野、石橋渡、洞口謙介の大学生四人組は、一台のおんぼろ車を後生大事に運転する"ガラ・クラブ"の仲間でもある...
旅は驢馬をつれて (大人の本棚)

旅は驢馬をつれて (大人の本棚)

みすず書房(2004年12月01日)美しく編まれた書物のなかで、言葉と人格に導かれながら旅をするくらい愉快なことがあるだろうか。若く、快活で繊細で物識りの、皮肉屋のスティヴンスンと、「一種のロールパンかソーセイジといった」様子に見えるスリーピング・バッグ、それに「鼠色の優しい眼と決断力の強そうな下顎をもった小柄の」「小ざっぱりとした、お上品な、普連土教徒風の優雅さ」の...
小沼丹全集〈第4巻〉

小沼丹全集〈第4巻〉

未知谷(2004年09月01日)端正な都会的感覚と穏かや悠然とした眼ざし。格調高い文章が醸しだす詩情と追憶、ユウモアとペイソス。-醇乎とした小沼文学のすべて。本巻には随筆集全四冊と詳細年譜を収録する。