ソディの貨幣制度改革論

ソディの貨幣制度改革論

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内容

現代金融資本主義への根本的批判の書。マルクス、ケインズ等に対峙して既存の経済理論の批判を展開した跡を分析する。

詳細

1887年に生まれたフレデリック・ソディは、オックスフォード大学を卒業後有機化学を専攻しいくつかの大学を経てオックスフォード大学の化学教授となり、1921年にアイソトープ理論によりノーベル化学賞を受賞したが、1920年代の世界経済をまえにして自然科学者の立場からする経済理論の構築に向かった。マルクス、ケインズ等に対峙して既存の経済理論の批判を展開した跡を分析する。

目次

『ソディの貨幣制度改革論―ノーベル賞化学者の経済学批判』

  寺岡 寬(中京大学経営学部教授) 著

【目  次】

はしがき

序 章 フレデリック・ソディ

第一章 化学と経済学の狭間で
 デカルト主義経済学
 ラスキン主義経済学

第二章 ソディ経済学と貨幣論
 エルゴソフィー
 貨幣理論と虚富
 現代貨幣の進化
 貨幣とは幻想性
 国際金融制度論
 金融システム論
 国際貿易と通貨
 負債から贖罪論

第三章 ソディ経済学と虚富論
 化学と経済学の思考
 戦争・科学・経済学
 貧困・失業・経済学
 富・負債・仮想的富
 富・貨幣・仮想的富

第四章 ソディ経済学と環境論
 科学法則と経済学
 エントロピー法則
 定常経済と信用論

第五章 ソディ経済学の現代性
 ソディ経済学
 貨幣論の変遷
 経済と科学論
 ソディ貨幣論

終 章 貨幣論の行方
 ソディ改革論
 貨幣と経済学
 残された課題

あとがき
参考文献
事項索引
人名索引

詳細情報

  • 出版社信山社
  • ページ数252
  • 発売日2018年10月31日
  • ISBN-104797227842
  • ISBN-139784797227840
  • 価格4,536円(税込)

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